大宮で復職支援をご希望の方は、復職支援と合わせてリハビリ出勤制度についても理解を深めておくとよいでしょう。こちらでは、リハビリ出勤制度の概要と目的、産業医と連携する重要性をご紹介いたします。
長く休んでしまうと、体力の低下やブランクなどが原因でスムーズに復職できないことも少なくありません。そこで利用をおすすめするのが「リハビリ出勤制度」です。
この制度は、正式に職場復帰する前に徐々に慣れるために設けられた試し出勤制度のことです。長く休職していた職員が、円滑に復職できるようにと厚生労働省が推奨しています。法で定められたものではなく任意のため、必ずしも勤務先の会社でこの制度が利用できるとは限りません。
厚生労働省が公開する「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」では、リハビリ出勤制度の種類として「模擬出勤」「通勤訓練」「試し出勤」の3つを紹介しています。それぞれの特徴は、次のとおりです。
模擬出勤
会社には通わず、自宅から離れた場所で過ごすことに慣れるのを目的にした方法です。勤務時間帯に図書館などに出かけて時間を過ごします。慣れてきたら、無理のない範囲で簡単な作業を行ったり、メンタルクリニックや復職支援施設などで実施しているリワークプログラムやリハビリに取り組んでみたりすることも可能です。
通勤訓練
この訓練では、職場復帰した際に利用する通勤ルートを使って移動します。通勤のみの訓練なので、オフィスの近くまで行けたら一定の時間を過ごし、そのまま帰宅するという流れです。休職している間に体力が低下しているので、通勤訓練だけでも1ヵ月ぐらいかかってしまうこともあります。徐々に距離を延ばしたり、ラッシュ時間を避けたりするなどして、体力に合わせて行うことが続けるためのポイントです。
試し出勤
復職する職場に試験的に出勤し、一定期間働くことです。休職中はもちろん、復職後にも行えます。試し出勤をする際の賃金は、復職後であれば賃金が得られますが、休職中に試し出勤をしても賃金は得られないので注意が必要です。
体調が改善したら、少しでも早く以前のように働きたいと思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、勤務先にリハビリ出勤制度が導入されているのであればぜひ活用してください。また、利用する際は産業医と連携を取って実施します。
こちらでは、リハビリ出勤制度の目的及び産業医の重要性をご紹介いたします。
休職者の不安を軽減する
仕事のブランクがあると、元の職場に馴染めるか、以前のように働けるか不安に感じる方も多いです。実際に会社に通い少しずつ業務に慣れていくことで、職場復帰する不安を軽減できます。
病状の再発を防ぐ
普通の病気と異なるうつ病や適応障害の回復は時間がかかり、ちょっとしたストレスで再発するおそれがあるようです。体調を観察しながら段階的に業務に慣れることで、病状の悪化や再発を防ぐことができ、最終的に職場復帰できるか判断することにも役立ちます。
産業医とは、職場で労働者が健康にそして安全に働けるように、医師の立場から健康管理を行う医師のことです。主治医とは異なり診察や治療は行わず、仕事を続けられるか続けられないかと判断するのが主な任務となります。
ケガや病気で休職したのであれば、試し出勤だけでスムーズに復職できる可能性が高いですが、うつ病や適応障害で休職している場合は、リハビリ出勤制度だけでは準備が不十分なことも多いです。
アイトライリワーク大宮はうつ病と適応障害に特化したリワーク支援施設で、一人ひとりに合ったリハビリプログラムを実施しながら時間をかけて復職支援・社会復帰のお手伝いをしています。復職後の手厚いサポートもございますので、仕事のブランクが気になる方・再発しないか不安な方はお気軽にご相談ください。
会社名 | アイ・トライ合同会社 |
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所在地 | 〒336-0021 埼玉県さいたま市南区別所6丁目4−25 NKGビル 2F/3F |
TEL | 048-753-9264 ※弊社の電話には、訓練生が出ることがあります。 |
FAX | 048-753-9265 |
営業時間 | 9:00~17:30 |
定休日 | 日曜日 |
代表社員 | 土田 敬之 |
創立 | 2014年7月 |
資本金 | 500万円 |
infom@itry.co.jp | |
事業内容 | 障がい福祉サービス |
URL | https://www.itry-rw.jp/ |