音楽療法の感想(Aさん)
- ご利用者・卒業者の声
- 再発予防プログラム


こんにちは、アイトライリワーク大宮に通所しているAです。
9月22日に中井先生の音楽療法プログラムに参加をしましたので、その感想を書きたいと思います。
以前、ブログに書かせていただきましたが、5月の同プログラムで初めてピアノ演奏にチャレンジしました。
その後も、可能な限りピアノ演奏での参加を継続しています。
初回は緊張で指先が冷たくなっている中の演奏でしたが、徐々に慣れてきて、今ではそこまでの緊張を感じることはなく、楽しさを感じられることも増えてきたように感じています。
9月は「Believe(ビリーブ)」という、最近の卒業定番ソングを演奏させていただきました。私の子どもも保育園の卒園式で歌った、思い出の曲です。メンバーさんのトーンチャイムの音や手話も加わり、とても素敵であたたかい演奏になりました。

前回のブログでは、ピアノ演奏へのチャレンジで、自分に負荷をかけるのに役立ったという事を書いたのですが、毎回ピアノ演奏での参加を目指す中で、そのチャレンジは仕事の依頼を受けた時の対処と似ていることに気付きました。
まずは、音楽療法プログラム開催の数日前に、取り扱う楽曲が発表になるのですが、そこから
・私が知っている曲はあるか?
・知っている中で、弾けそうな曲はあるか?
・練習期間は足りそうか?
このような視点で楽曲選びをして、練習をスタートして当日発表する、という流れです。
該当するものがない場合は、「今回は難しいです」とお断りをする形になります。
これは、仕事においても自分の能力や締め切り等を客観視し、できるかどうかの可否判断を行い、できる場合は作業に取り組む、難しい場合はできない旨を伝える、という流れに該当するかと思います。

音楽療法自体は
「音楽の持つ生理的、心理的、社会的働きを用いて心身の障害の回復、機能の維持改善、生活の質の向上、問題となる行動の変容などに向けて、音楽を意図的、計画的に使用すること」(※1)
と定義されているものにはなりますが、私にとっては思わぬ副産物を得られており、今後も通所の間はピアノ演奏での参加を目指して取り組んでいきたいと思っています。
※1 音楽療法学会 https://www.jmta.jp/
参加者アンケートより

R6.11.~R7.1.の参加者データ
アイトライリワーク大宮はうつや適応障害の方に特化したリワークセンター(復職支援施設)です
アイトライリワーク大宮の通所サポート制度

※詳細はお問い合わせください
うつ病や適応障害、持続性抑うつ障害(気分変調症)、双極症(双極性障害)、統合失調症の方。また、うつ状態を併発しやすい不安症(不安障害)の方や強迫性障害の方、二次障害としてうつや適応障害を発症した発達障害の方々にも多くご利用いただいています。ご利用者様の復職・再就職に向け、認知行動療法や音楽療法、アサーション、カウンセリング等の再発予防プログラムを提供する他、復職後を見据えたビジネススキル向上のためのプログラムを提供します。また、復職後や再就職後もご利用者様の希望に応じて最大3年半の定着支援によるサポートが受けられます。お気軽にお問合せください。

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