メンバープレゼンテーション「栄養と食生活」の感想(Kさん)
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メンバープレゼンをやってみて


~準備前~
メンバープレゼンをやってみないかと、スタッフさんより提案があった時は、かなり抵抗がありました。何を話せばいいのか、メンバーさんやスタッフさんは私の話に興味を持って聞いてくださるのか、他の人に理解してもらえるような話ができるのかなど、不安でいっぱいでした。何のテーマについて話すべきか、スタッフさんに相談したとき、「管理栄養士から栄養の話を聞きたい。メンバーさんも興味を持つと思う。」と言っていただいて、栄養指導は仕事でやっていたし、栄養についてのプレゼンをしてみようかなと前向きな気持ちになり始めました。
~準備期間~
準備期間では、「メンバーさんに分かりやすく伝える事」を軸に準備をしていました。
仕事では、対象者と1対1で話す機会が多かったので、全員に興味を持っていただけて、わかりやすい話をするにはどうしたらいいのかと迷いました。加えて、年齢層はバラバラで、普段どのような食生活を送っているのかが未知数のため、どのような話をするべきか悩みました。その結果、「メンバーさんが今日から実践できる“簡単な”食生活改善のための話」をすることにしました。
話の構成を考えるときや、パワーポイントの作成をするときには、仕事での経験を思い出しながら取り組みました。数字やイラストを多く使うと、理解してもらえることが多かったので実践しました。また、一方的に話すのではなく、質問する時間を多く設け、日ごろの悩みや気になっていることについて答えていく構成にしました。
そして、このプレゼンの準備期間は、他のプロジェクトの準備期間と重なっていて、大変だなと感じる事が多々ありました。ただ、実際の仕事でも、同時に何個も案件を抱えることはよくあることだと思います。そこで、優先順位をつけたり、時間を区切ったりと、考えながら作業をしました。そのため、実際の仕事に近しい形でリハビリができたのかなと思いました。
~プレゼン当日~
栄養バランスの基本と、外食の選び方などメンバーさんの実生活に寄り添った話をしたので、理解してもらえた気がしました。また、質問する時間を多く設けたので、メンバーさんの食事や栄養に対する疑問には大方答えられたのかなと思いました。さらに、仕事ではなかなか失敗は許されないと思いますが、「練習の場だから、失敗してもいい」という安心感があり、過度に緊張せずにプレゼンができたと思います。
~振り返ってみて~
メンバーさんが、興味を持ってくださったように感じて、プレゼンをやってよかったなと思いました。さらに、人前で話すことに対しての抵抗感がかなり小さくなった気がします。また、私自身、「誰かに何かを伝える事が好き」で、やりがいを感じるということに気がつきました。そして、誰かの質問に対し、即座に答えるということは、「脳内で考えていることを言語化して、誰かに伝える」ということのリハビリに役立った気がします。
実際に、食塩や脂質を気にしている方に、おすすめのドレッシングを紹介したところ、「この間、家で使ってみたら、おいしかった。家族にも好評だったよ。」と言っていただけたので、嬉しさとやりがいをかなり感じることができました。
今後もこの仕事で誰かのためになるように働きたいなと前向きな気持ちになる事が出来ました。

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