「SSTプログラムに参加しての気付き」(Aさん)文章力UP講座から
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先日開催した「文章力UP講座」に参加したAさんが作成して下さった「SSTプログラムに参加しての気付き」という記事をご紹介させて頂きます。
SSTプログラムに参加しての気付き
こんにちは、アイトライリワーク大宮に通所しているAです。
梅雨入りし湿気が多い日が続いており、髪のうねりが気になる毎日です…
さて、今回は先日行われたSSTプログラムに参加して私が気づいたことを紹介したいと思います。
そもそも…SSTとは?
SSTとはSocial Skills Training(ソーシャルスキルトレーニング)の頭文字をとったもので、日本語では社会生活技能訓練と訳されます。
SSTプログラムでは、社会生活の中でうまく人と関わり、よりよい人間関係をつくる技能を身に付けることを目的に、ロールプレイを通して対人関係における柔軟なスキルを学習していきます。
先日のSSTプログラムのテーマは「頼んだ仕事を断られた時の対応」でした。
私は誰かに何かをお願いすることが苦手で、自分でどうにかしようと頑張りすぎてしまう癖があることを自覚しています。そのため、今回のようなテーマはまさにトレーニングが必要な分野。受講にも熱が入ります。
プログラムで学んだ手順は下記のとおりです。
①今、相手がどんな仕事を抱えているのか確認する。
②相手の大変さに共感する。
③丁寧な対応を心掛け、誠意をもって依頼してみる。
④断られた時は、代替案を出して依頼してみる。
私の中で一番ハードルが高いと感じたのは「④断られた時は、代替案を出して依頼してみる」です。
これを聞いたとき「ここまでやるのか…!」という驚きと同時に、「できる気がしない…」という絶望感を抱きました…
そういった状況ではありましたが、ロールプレイをやっていく中で1つ気づいたことがありました。
それは、「代替案を考えることはできても、それを口に出すのは難しい」ということです。苦手な部分が明確化できたことに関しては、一つ大きな収穫となりました。今後、トレーニングを通じて口に出すことにも少しずつ慣れていきたいなと思っています。
次に、今のわたしができる範囲についても考えてみました。そこで、「口に出すのは難しいけど、テキスト(メールやチャット)ならできるかもしれない」ということが分かりました。私の場合、テキストで相手に伝えるほうが少しは気が楽に感じるようです。
もし現時点でそのような場面に出くわした場合は、テキストで伝えるという手段を検討してみようと思っています。
今回は、SSTトレーニングに参加しての気付きについて書かせていただきました。
自分を客観視し、思考も整理することができた上に、今後の課題も明確になり大変いい機会になりました。
ここまでお読みくださりありがとうございました。
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