「WRAP」プログラムについて
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元気になれるWRAPプログラムについて
こんにちは。アイトライリワーク大宮の利用者Sです。今回はWRAPプログラムについて利用者目線でお話しをしたいと思います。
メンタル疾患になるとどうしても気分の落ち込みはつきものです。
ちょっとしたことで落ち込んでしまう…天気が悪いと気分だけでなく体調も悪くなる、何だか分からないけど元気が出ない…そんな時はありませんか?
私はあります!雨の日はもちろん嫌いです。太陽が出てないだけで外が暗く、オマケに雨…気持ちだけでなく体まで調子悪くなります。
(そう思うと太陽の力ってスゴイですよね)他人からしたらそんなことで!?な、ちょっとしたことでも落ち込みますし、気にしすぎじゃない?と分かっていても落ち込んでしまう時があるんです。
そんな時、何をすれば元気になれる?をメンバーさん同士さんで共有したり、打ち明けたりするのがこのプログラムです。
このプログラムではスタッフさんが自身の元気回復行動プランをまず言って下さるのでとても参考になるのが良いです。元気で明るいスタッフさんからの意見は凄く参考になりますよね!
その後、メンバーさん同士で自分の元気回復行動プランを共有します。皆さん、それぞれ色んな方法がありますが、共通していたのが、①その場から離れる②無心になれる(なることをする)③好きなことをするでした。
①その場から離れる
落ち込んだらやっぱりその場から一旦離れたいですよね。少しでも1人になれる場所に行く等、物理的に距離を取るのも不安を和らげる方法だと感じました。
②無心になれる(なることをする)
無心になることは、不安になることなく目の前にことに集中・没頭して、不安を消し去ることだと感じました。何で無心になる?は人それぞれで、散歩だったり、塗り絵、物を作る、写経するなんて方もいました。集中すると不安なことなんて思い出すことなく目のことに取り組めますもんね。
③好きなことをする
好きなことは癒し効果かな?と感じました。不安なことを自分の好きなことや物で癒して、不安を減らす。ペットを飼っているメンバーさんなら犬吸いなど、ペットを飼ってるからこそ出来ることですよね。そもそもペットの存在自体が癒しの効果がありますよね!そして好きな音楽を聞く、好きな動画を見る、好きな漫画を見る。好きなことで気を紛らわして不安を減らして行くと感じました。
こんな風にメンバーさん同士で自分が元気になる方法の意見を出し合って、参考になる意見を自分に取り入れたり、また自分が元気になる方法を書き出すことで気付きにも繋がります。
私はこのプログラムで自己理解が深まると思いました。自分が何で元気になるのかを書き出してる時、日々の自分の生活等色々と思い出しながら書き出しました。自分を振り返ることは自分の症状を理解する上で大切なことだと私は思っています。そして、グループワークで意見の共有している時に「あっ私もこの方法で元気になってる」とメンバーさんの意見で自分が元気になる方法に気付くことも出来ます。
ブログを書いていて感じたのが、元気になれる方法って意外とお金がかからないものが多いのだと。つまり身近で手軽に出来るもので自分が元気になれると言うことです。私達メンタル疾患は気持ちがどうしても落ち込みがちです。そして中々行動に移すことも時として難しい時もあります。そんな時、身近で手軽に出来るWRAP元気回復行動プランは凄く良いですよね。
明るく元気なスタッフさんからの意見から始まり、メンバーさん同士で意見の共有…そして気付きへも繋がります。気付きは自己理解へと繋がり症状への対処法にもなります。意見を共有することが難しいなって思っても他のメンバーさんの意見を聞くだけでも参考や気付きになります。
今回はそんなWRAP元気回復行動プランについて書かせて頂きました。
アイトライリワーク大宮はうつ状態の再発予防プログラムを提供します
うつ病や適応障害をお持ちの方。また、不安障害、持続性抑うつ障害(気分変調症)、双極症(双極性障害)など抑うつ状態が引き起こされる疾患の方や、二次障害としてうつや適応障害を発症した発達障害の方々にも多くご利用いただいています。ご利用者様の復職・再就職に向け、認知行動療法やアサーション等の再発予防プログラムを提供する他、復職後を見据えたビジネススキル向上のためのプログラムを提供します。また、復職後や再就職後もご利用者様の希望に応じて最大3年半の定着支援によるサポートが受けられます。お気軽にお問合せください。
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