グループワークの力
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こんにちは。アイトライリワーク大宮に通所している利用者Sです。
今回は利用者目線でグループワークの力についてお話しをしたいと思います。グループワークの力は、ずばりプラスになる所が多くメリットばかりだからです。
理由は悩んでいるのは自分1人じゃない。勇気が貰える。参考(自分にとってプラス)になるものが多いからです。
逆に自分自身も相手にプラスな面を与えることもあると感じました。1人じゃないこと(同じ環境だった等)、共感出来る所があること、自分が共感して貰えることで安心感が得られることは相手にとっても同じだなんだと思いました。
グループワークは色んなプログラムで行います。認知行動療法やSST、NEWS読解、自己分析等。
参加人数によりますが、数名に分かれて意見や共有を行います。
メンバーさんはそれぞれ年代も違えば、業界、職種等の環境も違います。また会社での立場・立ち位置、今まで得てきた経験も違います。先日のチームプレゼンでも書きましたが、皆さん1つのテーマでも違った視点、意見、捉え方、考え方があります。
それぞれの意見を共有し、打ち明けることで、安心感、共感を得ることがあります。また、今まで上手く伝えることが出来なかったことでも、一工夫すれば不快感を与えずに伝えることが出来る。私ってこんな所が良かったの?と気付きや参考になる意見も得ることも出来ます。
何よりグループワークに参加することで自然と笑顔が出て来ます。私はとても人見知りな性格で中々馴染めませんでした。ここ1,2ヶ月でやっと色んなメンバーさんと話せるようになりました。ここまで来れたのはグループワークが大きいです。話す、打ち明ける、共有することで、自然と気持ちが外へ行くようになりました。
メンタル疾患になると鬱々としてしまい、気持ちが塞ぎ込みになってしまいます。
私はうつ病で一時期はかなり落ちました。それでも今は気持ちが外へ向き、事業所に通うのが楽しいです。
これはグループワークに参加し続けたことが大きいと感じています。通所当初、緊張し過ぎてずっと俯いてばかりだったことを話すと「そうだったの?意外!」なんて言われることもあります(苦笑)
鬱々だった気持ちを外に向けてくれたのはグループワーク。つまりメンバーさん達なんです。通所当初はメンバーさん達の明るさに圧倒されましたが、それは皆さんがそれぞれ色んなことを経験し、乗り越えて来たからこそ出せる明るさなんだと今は感じています。
長々となりましたが、個人的に話すこと、聞くことはメンタル疾患で気持ちが鬱々としている時はかなりプラスになる点が大きいと感じています。はじめの一歩、グループワークへの参加は緊張しますし、勇気がいります。けど、その大きな一歩を踏み出すことで大きな力となると感じました。
アイトライリワーク大宮はうつや適応障害の方に特化した復職支援施設(リワークセンター)です
うつ病や適応障害をお持ちの方。また、不安障害、持続性抑うつ障害(気分変調症)、双極症(双極性障害)など抑うつ状態が引き起こされる疾患の方や、二次障害としてうつや適応障害を発症した発達障害の方々にも多くご利用いただいています。ご利用者様の復職・再就職に向け、アサーションや認知行動療法などの再発予防プログラムを提供する他、復職後を見据えたビジネススキル向上のためのプログラムを提供します。また、復職後や再就職後もご利用者様の希望に応じて最大3年半の定着支援によるサポートが受けられます。お気軽にお問合せください。
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