顔つきで見抜く不調のサイン。適応障害になった時の3つの対処法~文章力UP講座から~
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こんにちは。サービス管理責任者の田中です。アイトライリワーク大宮では、先日「文章力UP講座」を開催しました。
このプログラムでは、ブログ記事の作成を通して表現力を高めていくことを目的としています。
本日はプログラムに参加したメンバーさんが作成して下さった「顔つきで見抜く不調のサイン。適応障害になった時の3つの対処法」という記事をご紹介させて頂きます。
顔つきで見抜く不調のサイン。適応障害になった時の3つの対処法
初めまして。現在進行形で適応障害治療中のリワーク施設メンバーOです。
施設のお蔭で適応障害の症状も日に日に良くなっており、文章が書けるくらいまでには回復しました。
そんな私が今回は適応障害に悩む同志に向けて、なるべくポップに適応障害などの不調のサインを見抜く術をお伝えしていきたいと思います。
この記事は、手軽にその日不調かどうかを見抜きたい人におすすめです。
そもそも適応障害とは?
適応障害とは、「日常生活の中で、何かのストレスが原因となって心身のバランスが崩れて社会生活に支障が生じたもの。原因が明確でそれに対して過剰な反応が起こった状態」の事です。
(参考:厚生労働省e-ヘルスネット「適応障害」より抜粋 サイトURL:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/heart/yk-041.html))
最近では女優の深キョン(深田恭子さん)が患った事でも有名になりましたね。
簡単に言うと、大きなストレスがあり、それが原因で不調になっている人の症状の事です。
そんな病気なので、その大きなストレスから離れると一時的に非常に元気になれたりします。もしくは、逆にその時の事を思い浮かべ、気持ちが非常に落ち込んでしまうことも‥‥‥。
かくいう私も適応障害と診断されたのですが、ジェットコースターのように気分が変わるので、心身のバランスを整えるのに非常に苦労する毎日を送っています。
この状態って辛いですよね‥‥‥。
そんな時ほど「適応障害なんて甘えだ」だとか「周りはうまくやっているのに自分は出来ない」だなんて自分を責める言葉がたくさん出てきてしまうと思います。
でも、そんなに自分を責めないでください。
ここでお伝えしたいのは、「適応障害ってそういう病気だ!」ということ。
きちんと自分の気分を把握して、それに対して対処すれば全く問題なんてありません。対処法は例えばここリワーク大宮のプロのスタッフさんたちが、効果的なものをいくつも教えてくれていたりします。そういった中でご自身に合ったものを選ぶと良いでしょう。
私はプロでもないので、今回、自分の気持ちを把握する為の方法を、実際に適応障害になった人としての視点からお伝えしていきます。
あんまり適応障害になった人がそういった事をお伝えしていくケースは見ないので、面白半分でも見てくれると嬉しいです。
朝、鏡の前に立って1分で出来るようなことなので、良ければぜひ試してみてください。
顔つきで分かる3つの不調のサイン
ここでは私が実践している朝、1分鏡を見てその日の調子をある程度見抜く方法をお伝えしていきます。当てはまらない場合もあるかと思いますが、その際は感じている気持ちを基に近いもので判断してもらえると嬉しいです。その日の気分に合わせて、ご自身に合った対処法を実践してみてください。
パターン1:張り付いたような無表情。顔が麻痺したような感覚
ダイレクトに身体に不調が出ている状況ですね。
この時は気分が重くなりすぎて、色々考え過ぎて、頭まで重くなっていることもあります。
非常に辛い気分だと思います。かなり不調だと考えて良いでしょう。
パターン2:眠そうな目。頭がぼーっとしている
この時、なんとなくまだいけそうな気配がするのも特徴です。
無理を押す前、症状が重くなる手前、といったところでしょうか。
動けるのは動けますが、無理は禁物の場面です。不調です。
パターン3:いつもよりなんだか小さく見える
なんとなく、鏡の中の自分が小さく見えます。そしてこの時、自分を否定するような小さな言葉がたくさん頭の中で出てきていませんか?
例えば、自分の身体的コンプレックスに対して改めてここってコンプレックスだな~、なんて考えるのもそうです。
小さすぎて自分を責めているか分からない可能性もありますが、その場合、それを他人に言うかどうかで判断してみてください。他人に言わないようなことを自分に対して思っている場合、それは自分を傷つけている可能性があります。放置すると不調になっていくかもしれません。
まとめ
今回は顔つきで見抜く不調のサイン。適応障害になった時の3つの対処法ということで、不調になった際のサインを適応障害当事者の立場からポップに3つご紹介させていただきました。
適応障害をはじめ、心の病気は一人で立ち向かうのには非常に強大な敵です。まさに魔王。勇者ですらパーティーを組んで魔王を倒そうとするんですから、精神の辛さに悩む皆様が周りに助けを求めてはいけない道理はありません。
ここで紹介した見抜くコツ以外に、アイトライリワーク大宮ではプロの目線から対処法について教えてくれています。
辛くなったときは助けを求めていいんです。もし少しでも助けが欲しい方はアイトライリワーク大宮に相談してみてはいかがでしょうか。
アイトライリワーク大宮はうつ状態の再発予防プログラムを提供します
うつ病や適応障害をお持ちの方。また、不安障害、持続性抑うつ障害(気分変調症)、双極症(双極性障害)など抑うつ状態が引き起こされる疾患の方や、二次障害としてうつや適応障害を発症した発達障害の方々にも多くご利用いただいています。ご利用者様の復職・再就職に向け、アサーションや認知行動療法等の再発予防プログラムを提供する他、復職後を見据えたビジネススキル向上のためのプログラムを提供します。また、復職後や再就職後もご利用者様の希望に応じて最大3年半の定着支援によるサポートが受けられます。お気軽にお問合せください。
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