ポスター制作について(Sさん)
- ご利用者・卒業者の声

本日はメンバーSさんが個別訓練の時間に取り組まれた「ポスター制作」に関する記事をご紹介させて頂きます。
ポスター制作について(Sさん)
今回は、アイトライリワーク大宮で私が担当しているポスターや参加希望表の制作についてご紹介します。
制作の際は、まずスタッフさんから掲載内容に関する情報をいただき、PowerPointやExcel、Canvaを使用して形にしていきます。講座(プログラム)によっては「自己肯定感」などの少し難しく感じられるテーマも取り扱うため、内容の紹介や要約には特に時間をかけています。ポスターとしての見栄えはもちろん大切ですが、それを見た方に講座へ興味を持ってもらえるよう、専門的な内容を身近な例や分かりやすい言葉で伝えることを意識しています。
掲載内容の参考として、スタッフさんからホームページを紹介していただいたり、自分で講座に関する情報を調べたりすることもあります。それらの情報をまとめる際には、文章の前後に矛盾がないか、文章量が適切かといった構成の確認に、ChatGPTを補助的に使用することもあります。内容や表現については、最終的に自分でも確認しながら調整しています。
情報が揃ったら、ポスターのデザインに取りかかります。
初めの頃はPowerPointとExcelのみを使用していたため、趣味で撮りためていたポスターやチラシの写真を参考にしたり、デザインソフトのテンプレートを自力で再現したりと、力技で解決することもありました。現在は主にCanvaを使用し、講座やプログラムの雰囲気に合うテンプレートを選んだうえで、パーツの配置や色を変更しながら文字を入れています。

例えば「オリジナルカラーのペンを作ろう」という講座では、カラフルで楽しい雰囲気を出しながらも、散らかった印象にならないデザインを目指しました。そこで、紙の周囲を丸いオブジェクトが囲むシンプルなテンプレートを選び、オブジェクトの色を色相環をイメージした配色に変更しました。文字色はなるべく統一し、リラックスしながらゆったり取り組める講座であることから、周囲にはパステル調の色を使用して、派手すぎない印象にしています。
反対に、カラオケへ外出する「Song therapy」のポスターでは、「楽しく歌ってセルフケア」というコンセプトに合わせ、対照的な二色を中心とした、はっきりとした色使いを採用しました。丸みのあるポップなフォントを使うことで、参加者同士で楽しく歌えるような、にぎやかな雰囲気を表現しています。
どのようなデザインであっても、読みやすいポスターにすることを意識しています。一枚の中で使用するフォントは、装飾用のものを除き、基本的に二種類までに留めています。また、事業所内に掲示するA4サイズでの制作となるため、離れた場所からでも読みやすいよう、線の細すぎるフォントは避けています。
イラストやオブジェクトについても、掲載内容を邪魔しない数に抑え、テーマや色合いに合ったものを選ぶよう心がけています。
ポスターとしての見栄えと、伝えたいことを分かりやすく届けることを両立するのは、難しい点も多くあります。しかし、必要な情報を絞り、読みやすく配置する作業を重ねることで、情報を取捨選択する力も身についたように思います。

今後も機会があれば、見る方の気持ちに寄り添いながら、内容が分かりやすく伝わるポスター制作に取り組んでいきたいです。完成したポスターが、講座やイベントを知るきっかけになればうれしく思います。
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