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リワーク利用者の私が『卓球プログラム』を企画・運営して得た学び(Aさん)

  • ご利用者・卒業者の声
  • 再発予防プログラム

 

 

 

 

ブログを開いていただきありがとうございます!今回、初めてブログを書きます。利用者のAです。

今回はアイトライで私が企画・運営させていただきました『卓球』についてお話しさせていただければと考えています。

 

目次

 

1 自己紹介

 

2 そもそもリワーク施設とは?私が利用を決めた理由

・2-1 休職中の孤独感と、復職・転職への不安を解消したかった

・2-2 リワークは生活リズムを整え、ストレス対処や認知療法を学ぶ場所

 

3【体験談】利用者の私が『卓球プログラム』を企画・運営した話

・3-1 スタッフからの【卓球経験を活かしてみない】という提案

・3-2 【企画書づくりから当日の進行まで】仕事と同じプロセスに挑戦

・3-3 参加したメンバーから届いた【楽しかった!】の嬉しい声

 

4 卓球プログラムの企画・運営が【復職・転職への大きな一歩】になった3つの変化

・4-1 変化1:企画や段取りを通じて「頭を働かせる感覚」が戻ってきた

・4-2 変化2:メンバーを引っ張ることで「人から頼りにされる喜び」を再確認できた

・4-3 変化3:「自分にもできる」という小さな成功体験が、次の自身に繋がった

 

5 今、復職・転職に向けて感じていることとこれからの目標

・5-1 焦らず自分のペースを大切にしたい

・5-2 リワークで得た「強み」を武器に、一歩ずつ社会復帰へ向かう

 

6 まとめ:リワークは、休職中に失った自信をすこしずつ取り戻せる場所

 

 

1.自己紹介

 

私は2026年5月~、適応障害にて休職中となります。診療内科での診察の際、主治医にADHDの可能性があるとのことで検査を行ったところ、ADHD(混合型)の診断となりました。

 

その後、体調が回復傾向に伴い、2026年7月~アイトライリワーク大宮に通所を開始しました。現在は、心療内科への通院治療や、アイトライへの通所にて復職・転職に向けて進めています。

 

 

2.そもそもリワーク施設とは?私が利用を決めた理由

 

・2-1 休職中の孤独感と、復職・転職への不安を解消したかった

 

私がリワーク施設の利用を決めた最大の理由は、休職中に襲ってきた「強い孤独感」と「復職への底知れない不安」をどうしても一人で解消できなかったからです。会社を休職し始めた当初は、心身を休めることに必死でした。しかし、少し体調が回復してくると、今度は別の焦りが生まれてきました。

 

・「このまま元の職場に戻って、また同じように倒れたらどうしよう」という不安

・「今の職場に戻るべきか、転職するべきかがわからない」休職期限のある中での早く決めないといけないという焦り

・「今の私にできる仕事ってなんだろう、私には何もできないのではないか」という恐怖感

 

家の中で一人考えていても、マイナスな思考がぐるぐると巡るばかりでした。「このままではいけない」「外の力を借りて、リハビリをるす場所が必要だ」と感じ、たどり着いたのがリワーク施設でした。

 

同じようにメンタル不調から復職を目指す仲間が集まる環境なら、一人で悩むよりも一歩を踏み出せるかもしれない。そう思ったのが、私のリワーク通所のスタートでした。

 

 

・2-2 リワークは生活リズムを整え、ストレス対処や認知療法を学ぶ場所

 

では、そもそもリワーク施設とはどんな場所なのでしょうか。私が実際に利用して実感している、リワークの主な役割は大きく分けて2つあります。

 

・1.生活リズムを整えて「通勤体力」を取り戻す

 

休職期間が長くなると、どうしても朝起きる時間が遅くなったり、運動不足になったりしがちです。リワーク施設へ平日の決まった時間に通うこと自体が、会社へ通勤するための心と体のリハビリになります。

 

・2.再休職を防ぐための「ストレス対処法」を学ぶ

 

ただ体を休めるだけでなく、「なぜ体調を崩してしまったのか」を振り返り、うつ病などの再発を防ぐためのカリキュラム(認知行動療法など)を受けます。自分のストレスに対処するスキルを身につけていきます。

つまりリワークは、ただ会社を休むだけの期間を「次にしっかり復職して、長く働き続けるための準備期間」へと変えてくれる場所なのです。私自身、この環境の中で少しずつエネルギーを蓄えてきています。

 

そんな中、予想もしなかった嬉しいチャンスが舞い込んできたのです。

 

3【体験談】利用者の私が『卓球プログラム』を企画・運営した話

 

・3-1 スタッフからの【卓球経験を活かしてみない】という提案

 

私がアイトライリワークに通う中で、一つの大きな転機が訪れました。ある日、施設のスタッフさんから面談の際に「卓球が趣味だよね?」というお話になり、「実は7/21に卓球のプログラムがあって、ぜひその場でみんなに教えてもらえないかな?」と声をかけられました。

 

まさかリワーク施設の場で、自分の趣味や経験を活かせるチャンスが来ると思ってもみませんでした。

 

休職してからは「自分は何もできない」とネガティブになりがちでしたが、スタッフさんが自分に「力を貸してほしい」と頼りにしてくれたことが、素直にとても嬉しかったです。

 

もちろん「休職中の自分に大役が務まるのだろうか」という不安もありました。しかし、これが復職・転職に向けた絶好のリハビリになるかもしれないと思い、思い切って挑戦してみることにしたのです。

 

・3-2 【企画書づくりから当日の進行まで】仕事と同じプロセスに挑戦

 

7/21の本番に向けて、いよいよ私の「卓球プログラム」の企画がスタートしました。

 

企画書を作成するにあたって、私が一番大切にしたのは運動が苦手な方でも、全員が無理なく楽しく参加できる内容にすることです。

 

リワークに通うメンバーの体調や体力のレベルは人それぞれ。激しいラリーや厳しいルールにしてしまっては、体調を崩す原因になったり、疎外感を感じる人が出てしまったりします。そこで、以下のような工夫を詰め込んだ企画を考えました。

 

・「ラリー回数チャレンジ」

皆で、目標20回を目的として繋げるを楽しむゲーム

目的:「他者と協力する」達成感の共有(勝敗を競うのではなく、協力して楽しむ工夫)

 

・「ぐるぐるお祭り騒ぎ」

チーム対抗戦 チームで協力し声をかけあうゲーム

目的:「適度な緊張感と適度な体の運動、チームでの協力」

 

・ラケットの握り方や、簡単な打ち方のコツを分かりやすく説明する手順を組む

頭の中でイメージした内容を「企画書」という形に落とし込み、タイムスケジュールを組む作業は、休職してから久々のことでした。少し頭を使う大変さはありましたが、それ以上に「どうすればみんなが笑顔になってくれるか」を考える時間は、驚くほど充実していました。

 

そして、迎えた当日。

私は講師・進行役としてコートに立ち、参加メンバー全員が自分のペースでラケットを握れるよう声をかけながら、プログラムを進めていきました。

 

・3-3 参加したメンバーから届いた【楽しかった!】の嬉しい声

 

プログラムが無事に終了したあと、本当に嬉しいことがありました。

なんと、参加してくれたメンバーから直接卓球ありがとうございました!と笑顔で声をかけていただいたのです。

 

さらに後日スタッフさんからもメンバーの感想を教えていただきました。

 

・「臨機応変に対応してくれたから、安心して参加できた。」

・「凄く楽しかった」

 

他にもメンバーさんから沢山の楽しかったという声があり、大盛況だったとのことでした。直接いただいた感謝の言葉と、スタッフさんから聞いた感想に、私は胸がいっぱいになりました。

 

運動が苦手な人でも楽しめるようにと考えた工夫や、当日の様子を見ながら行った声掛けが、しっかりと仲間に届いていたのだと実感できたからです。休職してからは「誰かの役に立っている」と感じられる機会がすっかり無くなっていました。

 

しかしこの日、自分の経験や企画で、目の前の仲間を笑顔にし、直接ありがとうと言ってもらえた。

 

この経験は、私にとって何よりも価値のある、最高のご褒美になりました。

 

 

4 卓球プログラムの企画・運営が【復職・転職への大きな一歩】になった3つの変化

 

この卓球プログラムをゼロから企画し、当日の運営までを無事にやり遂げたことは、私の心に大きな変化をもたらしてくれました。具体的に実感している3つの変化をご紹介します。

 

4-1.理由1:企画や段取りを通じて「頭を働かせる感覚」が戻ってきた

 

休職してからはずっと「自分にはもう何もできることがないのではないか」と、何に対しても弱気になっていました。しかし、頭の中でイメージした内容を企画書に落とし込み、タイムスケジュールを組む作業を通じて、休職前のように「頭を働かせる感覚」が少しずつ戻ってくるのを感じました。1つの企画を立ち上げて最後までやりきったという事実が、凝り固まっていた私の心を溶かし、「私にもまだできることがある」という確かな自信になりました。

 

4-2.理由2:メンバーとの交流で「頼りにされる喜び」を再確認できた

 

準備をしている期間から当日の進行まで、振り返ってみると本当に「楽しい」と感じている自分がいました。参加してくれたメンバーから「直接ありがとう」と言われたり、スタッフさんから「みんな楽しんでいたよ」とフィートバッグをもらえたりしたことが、何より嬉しかったです。休職中に失われていた「自分の役割がある喜び」や「人から頼りにされる感覚」を再確認でき、目の前の仲間を笑顔にできたことが、大きなエネルギーになりました。

 

 

4-3.理由3:自分の特性(ADHD)を強みに変えられると気づいた。

 

私はADHDの特性を持っています。これまではその特性のせいで仕事がうまくいかなかったり、自分を責めたりすることが多かったです。しかし今回、自分が「興味のある分野(卓球)」であれば、驚くほどの集中力を発揮して没頭できるという、ADHDならではのポジティブな力を発揮できたのはないかと気づきました。

 

「特性は、環境や扱う分野次第で強力な武器になる」

 

そう思えたことで孤独感が消え、社会に戻る不安を少しずつ克服できるようになりました。この気づきは、私にとって何よりも大きな「1歩前進」です。

 

5 今、復職・転職に向けて感じていることとこれからの目標

 

5-1.元の職場に戻るのではなく「転職」という道を選んだ理由

 

実は私は、今回の卓球プログラムの成功を経て、元の職場への復職ではなく「転職活動をする」という決断を下しました。

 

私の現在の仕事はマルチタスクが非常に多く、さらに自分にとって興味のない分野の業務です。適応障害になってから自分のADHDという特性が明らかになったのですが、振り返ってみると、元の職場は「自分の特性を全く活かせない(むしろ苦手なことばかりを強いられる)環境」だったのだと気がつきました。

 

無理に元の環境に戻っても、また同じように体調を崩してしまうかもしれない。それなら今回のプログラムで実感した「自分の興味がある分野に没頭できる力」を存分に活かせる場所を、新しく探した方が良いのではないかと考えたのです。

 

5-2.リワークで得た「強み」を武器に、焦らず次の一歩へ

 

「まだ復職もしていないのに、転職なんてできるのだろうか」という不安が全くないわけではありません。

 

しかし、今の私にはリワーク施設で得た「自分で企画を立ち上げ、仲間を笑顔にし、直接ありとうと言ってもらえた」という確かな成功体験があります。この経験は、これからの転職活動において、私の大きな心の支え(武器)になってくれるはずです。

 

一度は体調を崩して立ち止まってしまいましたが、アイトライリワーク大宮に通ったからこそ、自分の正しいトリセツ(特性)と、進むべき未来の方向性を見つけることができました。これからも焦らず、自分のペースを大切にしながら、一歩ずつ新しい社会復帰へ向けて歩んでいきます。

 

6 まとめ:リワークは、休職中に失った自信をすこしずつ取り戻せる場所

 

リワークはただ「元の場所に戻るためのリハーサル」ではなく、私のように「自分に合った新しい未来(選択肢)を見つける場所」でもあります。もし一人で悩んでいるなら、まずは見学から、新しい一歩を踏み出してみませんか?

 

 

 

アイトライリワーク大宮はうつや適応障害の方に特化したリワークセンター(復職支援施設)です

 

 

アイトライリワーク大宮の通所サポート制度

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うつ病や適応障害、持続性抑うつ障害(気分変調症)、双極症(双極性障害)、統合失調症の方。また、うつ状態を併発しやすい不安症(不安障害)の方や強迫性障害の方、二次障害としてうつや適応障害を発症した発達障害の方々にも多くご利用いただいています。ご利用者様の復職・再就職に向け、認知行動療法(CBT)や対人関係療法(IPT)、音楽療法、アサーション等の再発予防プログラムを提供する他、復職後を見据えたビジネススキル向上のためのプログラムを提供します。また、復職後や再就職後もご利用者様の希望に応じて最大3年半の定着支援によるサポートが受けられます。お気軽にお問合せください。

 

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