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「色とメンタル」プログラムに参加して(Wさん)

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こんにちは。アイトライリワーク大宮の利用者Wです。本日は生活改善プログラムのひとつとして先日開催された「色とメンタル」というプログラムについてご紹介します。

 

突然ですが、あなたの好きな色は何ですか?私は紫色が好きです。子どもの頃からなぜだか紫色のものに惹かれ、特にすみれ色の小物を見つけるとつい手に取ってしまいます。

 

色彩心理学という学問分野があるように、色は心に少なからず影響をもたらすそうです。確かに、元気が欲しいときはオレンジ。逸る心を落ち着かせたいときは。リラックスしたいときは青色。ほかにも、金色は豪華。白色は清潔。などのイメージが自然と頭に浮かぶ方も多いと思います。よく、寝室のカーテンの色は何色が良いなどのお話も聞きますね。

 

今回ご紹介する「色とメンタル」というプログラムでは、プログラム冒頭に色がメンタルに与える影響やどのような色がどのような心理効果をもたらすとされているかについての簡単な解説があったのち、マーブリングを行い、作った紙をしおりにしました。

 

マーブリングとは、絵の具を水面に垂らし、水面にできた模様を紙などに写し取る絵画技法のことで、偶然にできる模様や形、色彩を利用して芸術表現を行う「モダンテクニック」の技法のうちのひとつだそうです。

 

私は初めてマーブリングを行いましたが、思ったより絵の具の色が紙に写らなかったり、どの程度水面を動かすことで綺麗な模様になるか分からなかったりと、最初は苦戦しました。何度か試行錯誤を重ね、さらに他の利用者さんの様子を観察するうちに感覚が掴めてきて、最終的には満足のいく作品を完成させることが出来ました。利用者さんの中にはハートや花の模様を上手に表現する方や、あえて絵の具を垂らした水面を動かさずに円形の模様にする方など、それぞれの個性があふれる作品が出来上がりました。

 

限られた色を使用したにも関わらず、それぞれの色彩感覚や好みの色がはっきりと現れることが面白く、また模様は偶然にも大きく左右されることから、ひとつとして同じような作品になるものはなく、互いの作品を見て感想を言い合うなど賑やかな時間となりました。

 

 

水面にできた模様を写し取った紙を乾かし、好みの形(多くはしおりとして使いやすいように長方形ですが、中には丸形という素敵なアイデアも!)にハサミで切り、ラミネート加工を施したのち形を整え、紐を通して仕上げました。

 

 

 

 

私は早速、読書の際にこのしおりを活用しています。自分の好みの色、模様をしおりにしたことで、読書中にしおりが目に入るだけで気分がよく、さらにマーブリングをした楽しい時間を思い出します。なんだか気持ちが晴れないときやモヤモヤするとき、このしおりを手に取って気分を変えたいと思います。また、これから生活するうえでも自分の気持ちをコントロールしたいときに色を活用したいと考えています。色はとても身近なものですから、身につけるものやよく手に持つものなどで工夫できたらいいなと思います。

 

アイトライリワーク大宮に通うようになってから、新しい経験をする機会がぐっと増えました。このような普段自分だけでは思いつかないような経験ができることも、リワークの良さのひとつだと感じています。

 

 

 

アイトライリワーク大宮はうつ病や適応障害の方に特化したリワークセンター(復職支援施設)です

 

うつ病や適応障害をお持ちの方。また、不安障害、持続性抑うつ障害(気分変調症)、双極症(双極性障害)など抑うつ状態が引き起こされる疾患の方や、二次障害としてうつや適応障害を発症した発達障害の方々にも多くご利用いただいています。ご利用者様の復職・再就職に向け、認知行動療法やアサーション、音楽療法等の再発予防プログラムを提供する他、復職後を見据えたビジネススキル向上のためのプログラムを提供します。また、復職後や再就職後もご利用者様の希望に応じて最大3年半の定着支援によるサポートが受けられます。お気軽にお問合せください。

 

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