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「アサーション」自分も相手も大切にするコミュニケーション

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こんにちは。サービス管理責任者の田中です。

 

先日、シンポジウムに参加し、平木典子先生(日本アサーション協会代表)のお話を伺ってきました。本日はその内容をお伝えさせて頂きます。

 

 

アサーションとは、

人は異なっている(ものの見方・理解の仕方・価値観などが違う)ことを前提としたうえで、自分らしさと相手らしさの両立を目指す関係づくりであり、

 

 

アサーティブなコミュニケーションとは、

「葛藤を起こさない」ことではなく、葛藤が起こったときに「互いに理解し合い、歩み寄りの可能性を探る」、”違い”や”No”を怖れない関係づくりであると解説されていました。

 

 

アサーティブな人は、率直に正直に自分の気持ち・考えを伝え、同時に相手の表現を待ち、受け止める。また、自他尊重の姿勢・態度を持っている、と指摘されていました。

 

 

シンポジウムの中ではアサーティブになれず、非主張的なコミュニケーションを行ってしまう背景には個人的・社会的背景が影響しており、ジェンダー、年齢、地位などの受け止め方が自己表現に影響している事を覚えておく必要があることも指摘されていました。

 

 

また、非主張的な自己表現を続けた結果、欲求不満が溜まり、相手を恨んだり他の人に八つ当たり(キレる)してしまう。又は、自分が悪いと考えて自責が強くなり、うつ的な症状が現れてしまう場合があることにも触れられていました。

 

 

この他、アサーションの考え方の背景には、社会構成主義や基本的人権の考え方も含まれていることについてもお話があり、改めてアサーションの概念を深める貴重な機会となりました。

 

 

アイトライリワーク大宮では、毎月アサーションのプログラムを開催しています。相手も自分も大切にする自己表現の仕方を、参加者の皆さんと協力しながら一緒に学んでいくことができます。

 

自分の気持ちを伝えるのが苦手で、いつも我慢をしてしまいストレスを感じている。

 

攻撃的な口調になってしまい、相手から距離を取られてしまったことがある

 

 

等、コミュニケーションについての悩みをお持ちなら、アイトライリワーク大宮で一緒にアサーションを学んでみませんか。

 

アサーションプログラムに参加したメンバーさんの感想はこちらから

 

 

アイトライリワーク大宮の書籍

 

 

参考)

日本アサーション協会

行動療法におけるアサーション・トレーニング研究の歴史と課題  関西学院大学人文学会 三田村 仰

アサーション自分の気持ちの伝え方 平木典子

自分の気持ちをきちんと伝える技術 平木典子

 

 

アイトライリワーク大宮はうつ状態の再発予防プログラムを提供します

うつ病や適応障害をお持ちの方。また、不安障害、双極性障害など抑うつ状態が引き起こされる疾患の方や、二次障害としてうつや適応障害を発症した発達障害の方々にも多くご利用いただいています。ご利用者様の復職・再就職に向け認知行動療法やアサーション等の再発予防プログラムを提供する他、復職後を見据えたビジネススキル向上のためのプログラムを提供します。また、復職後や再就職後もご利用者様の希望に応じて最大3年半の定着支援によるサポートが受けられます。お気軽にお問合せください。

 

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