認知行動療法プログラムに参加された皆様の感想
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こんにちは。サービス管理責任者の田中です。
アイトライリワーク大宮では、先日「自分でできる認知行動療法と行動活性化法」プログラムを開催しました。認知行動療法とは「現実の受け取り方」や「ものの見方」（自分の認知）に働きかけて心のストレスを軽くしていく治療法で、うつや不安障害などの多くの精神疾患に効果があることが実証されています。本日は、プログラムに参加された皆様の感想をご紹介させて頂きます。
『発表した内容は、 自分の中でふたをしていた部分もあり、思い出したくない記憶を書き出すことは正直しんどい作業でもあったが、出来事は違えど、他の方々が同じような悩みを経験されていて共有してくれたことが、とてもはげみになりました。他の人からの意見は新鮮に感じました。自分の内にとらえずに一歩引いてみて客観的にとらえることが大事だと思いました。』
『認知のゆがみリストがかなりあてはまったので意識的に修整していきたい。 今回初めて参加し、他の方のご両親はリワークについて理解がある、と聞いておどろいた。親子関係について考えるヒントをもらった。勇気を出して参加(発表)してよかった。親含めて他人に期待しすぎないことも大切かもしれないという意見もあり、自分でも割り切りは大切であるように思った。』
『2回目のプログラム参加でした。何か心が動揺する事柄が起こった時の対処として、どうしても、相手の言動を肯定したり許したりしなければならないイメージがあった のが、今回グループワークを通して、そうではなく 「割り切る」 「切り替える」等をして、自分の気持ちも大切にしていいんだという事にも気付けた。』
『皆さんの大変さがよくわかった。一方でその適応的思考が十分に検討されていて、気分の軽減につながっている所に感銘を受けた。自身の出来事については、復職を前にしても、まだ心のしこりとして残っているので、何度も自身と対話しながら少しても負担を軽くしていきたい。』
『人によっていろいろな考え方があるから「そういう考えもあるよね」と割り切った考えをすることも大切。 上司にまかされたことは、ある程度自分に信頼をおいてまかされている、と考えを 切り変えると気持ちが楽になる。 マイナス思考にとらわれすぎず、プラス思考に切り変える。』
『自分の考えが認知の歪みなど一方的な偏りに拠りがちであることを自覚した。
自動思考記録表を作成して、過去の自分の活動などの棚卸と分析を行う有効性を感じた。
自分の自己分析、認知行動療法はまだ未熟だと感じた(自分の内面の深掘りが できていないことを痛感した)』
『認知の歪み10項目のチェックリストが前回から減っていなかったので、 コラム表を活用して、とくに「べき思考」や 「感情的決めつけ」を改善して いきたい。 グループ内で共有した際に、コラム法によってイライラや憤りの感情が軽減されたという方がいたが、とくに怒りの感情がある時は周りが見えなく なりがちなので 認知行動療法を使って冷静になれるといいと思った。』
『過去の出来事を振り返ることで、当時は考えつかなかった思考を発見することが出来た。
今後もこのような自動思考を整理し、自分の気持を整理していきたいと思う。』
『何回かこのプログラムを受けているので、コラム法は、例を見なくてもスラスラ書けました。コラム法に取り組むに当たって、「そういえば最近、強烈にイライラし た場面が無くなったな」と思いました。なので、自動思考の場面を 探すのに少し時間を要したくらいでした。あと、これまでコラム法に取り組んできたこととの大きな違いは「適応的思考がスラスラ思い浮かんできた」という点でした。ということは、日頃から適応的思考ができる場面が増えているのかもしれないと思いました。』
アイトライリワーク大宮はうつ状態の再発予防プログラムを提供します
うつ病や適応障害をお持ちの方。また、不安障害、双極性障害など抑うつ状態が引き起こされる疾患の方や、二次障害としてうつや適応障害を発症した発達障害の方々にも多くご利用いただいています。ご利用者様の復職・再就職に向け、再発予防プログラムを提供する他、復職後を見据えたビジネススキル向上のためのプログラムを提供します。また、復職後や再就職後もご利用者様の希望に応じて最大3年半の定着支援によるサポートが受けられます。お気軽にお問合せください。
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