休職理由の上位は「人間関係」~リワークを活用して復職に備える~
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こんにちは。サービス管理責任者の田中です。本日は、タイトルの件についてお話させて頂きたいと思います。
2022年11月1日に株式会社メンタルヘルステクノロジーズが「休職者と産業医との実態調査」の結果を発表しました。本調査によると、休職した背景・要因のトップは「人間関係不和」56.4%、次点が「長時間労働」47.3%となっています。
休職をした背景
出典:株式会社メンタルヘルステクノロジーズ
復職に向けて準備を進める際は、また同じような事が起きないように、休職をすることになった理由やその背景を振り返り、自分なりの対処法を持っておくことがとても大切になります。
特に、上記のアンケート結果からも確認できる「職場での人間関係」が原因でコミュニケーション不全が生じ、その結果働く人々のメンタルヘルスに影響を及ぼすことは、多くの専門家によって指摘されています(※3,4,5)。
アイトライリワーク大宮ではこのような課題への対策としてコミュニケーション系プログラムや自己分析プログラム等を提供しています。
ストレスを軽減させるコミュニケーションとはどのようなものか、皆さんと意見交換しながら学ぶことで、今まで気が付かなかった自身のコミュニケーションパターンや新しい伝え方を身に付けるきっかけとなっていきます。
➤アサーション
相手も自分も大切にする自己表現の仕方(コミュニケーションスキル)を学びます。相手の意見を受け入れ尊重した上で、自分の意見も率直に伝えるという特徴があります。
➤SST(ソーシャル・スキル・トレーニング)
ロールプレイを通して、社会生活を行う上でおきる様々な状況下で上手に人とやりとりするための技術(自分も相手も大切にする考え方や自己表現の仕方)を身につけていきます。
➤コンセンサスゲーム
ある課題についてチームのメンバー同士で話し合いながら、コンセンサス(合意)を形成していきます。お互いの考え方や価値観の違いを知ることができます。
➤自己分析:交流分析
エゴグラムという診断テストで自分のタイプを理解した後、参加者の皆さんとディスカッションを行います。これらの過程を通してお互いの個性を理解していきます。
この他にも、休職に至った経緯の振り返りとストレスへの対処策(再発予防策)を身に付けるためのサポートとして、「カウンセリング・面談・ストレスチェック」「認知行動療法と行動活性化法」「ストレスコーピング」「フィジカルメンテナンス」等、様々な再発予防プログラムを提供しています。
再発予防のためにリワークを利用したい。
再発予防プログラムの詳しい説明を聞きたい。
復職に向けて生活リズムを整えたい。
等、どのようなことでもお気軽にお問合せください。
参考サイト:
(※2)【メンタル不調で休職経験のある会社員110名に調査】休職をした理由は「人間関係不和」が56.4%で最多
(※3)群馬産業保健総合支援センター
(※4)健康保険組合連合会
アイトライリワーク大宮はうつ状態の再発予防プログラムを提供します
うつ病や適応障害をお持ちの方。また、不安障害、双極性障害など抑うつ状態が引き起こされる疾患の方や、二次障害としてうつや適応障害を発症した発達障害の方々にも多くご利用いただいています。ご利用者様の復職・再就職に向け、再発予防プログラムを提供する他、復職後を見据えたビジネススキル向上のためのプログラムを提供します。また、復職後や再就職後もご利用者様の希望に応じて最大3年半の定着支援によるサポートが受けられます。お気軽にお問合せください。
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