プレゼンテーション「大人のための絵本と朗読」の感想
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アイトライリワーク大宮では、10月13日にプレゼンテーションプログラムを開催しました。
今回はMさんが「大人のための絵本と朗読」というタイトルでプレゼンテーションを行ってくださいました。
プレゼンテーションの感想
今月で5回目になりました。お話に私の気持ちを乗せることができるか、皆さんの心に響くだろうか…とプログラムを考えました。
1. 「語るためのグリム童話 ヘンゼルとグレーテル」
グレーテルが、悪い魔女をパン焼き窯の中へおしこみ、鉄のとびらをしめ、魔女は焼け死んでしまいました、という記述は、女の子が、母親からの抑圧を乗り越えて成長を遂げるという意味が示唆されているそうです。
私も母に心配をかけないように、期待に背かないようにと自分で自分を押し込めてきた経験があるので、それを乗り越えられるように、メンバーにもそのような経験があるのであれば共に…と思いながら朗読しました。
2. 「とべバッタ」
バッタは、いつ外敵に襲われるかとおびえながら生きていくことが、本心からいやになりました。だから敵に見つかるのを覚悟の上で、石の上で日向ぼっこをします。案の定ヘビやカマキリがバッタに襲い掛かります。が、全力で生きることを決意したバッタは、高く高く跳び上がり、ヘビ、カマキリ、クモたちを巻いて蹴散らします。
バッタが外敵におびえながら過ごす様は、自分の今までの生き方を見ているようです。バッタに勇気をもらいました。
3. 「21世紀を舞う『女性の世紀』を謳う
人生の目的は 幸福になることであると 私は明快に知った。
心の芯を強く持て! 崩れざる自己自身の 土台を築くために 労苦を惜しまぬことだ。
長い一生の命を 不屈に粘り強く 生き抜く青春こそ 真実の青春である。
金の光に包まれて 勝ちゆく青春である。
過去の暗い悲しみが 未来の人生を 決定することはできない。いかに 過去が 幸福そうに見えても 未来も 明るい幸福に 包まれるとは限らない。
今いる 現在の汝自身を より向上させながら 未来の幸福と勝利をつかみゆくことだ
さまざまな苦難との戦いが 人生である。その荒波のごとき 社会にあって 毅然(きぜん)として 私は 幸福の博士である。幸福の心の女王であると 自分自身で決めるものである。 そして また 自分自身で 築くものである。 人に左右されるものではない。
幸福は 人が決定するものではない。 自分の権利である。強く正しく 生き抜いた人の 最高の勝利の栄冠なのだ。
若くして いくら派手やかな 幸福そうに見える家や 学歴を持っていても それは また 幸福への勝負の途中だ。 本当の勝負は 四十代 五十代へなっていたときに どうなのか。 総仕上げの年代に わが人生の勝利の 実証を示して 勝敗が決まるのだ。
年齢とともに 人生には さまざまな荷物がついてくる。 社会的比重が増し たくさんの荷物を 抱えていかねばならない。
しかし 夫がどうであれ 子どもがどうであれ 自分の状況が どうであれ 幸福は 自分自身が決めるのだ。
外見の仮の姿は はかない。
善きにつけ 悪しきにつけ はかない。 はかないものに頼るのは ガラスの城を築くようなものだ。 そこには真実の幸福の 実体はない。
誰が勝つか。 誰人が幸福になるのか。 それは 汝自身が答えることだ。 外面や 人並みの世間体によって 決まるものではない。
堂々と 悠々と 自分自身に 生きゆくことである。 この人が 本当の人生を知り 本当の人生を 生き抜いた人なのである。
人生の勝負は 家柄でもない。学歴でもない。年齢でもない。職業の如何によって 決まるものでもない。
かえって財宝が 汝自身を縛り 幸福そうに見えながら 苦悩の鎖に 繋がれていく場合も 多々ある。
人が幸福そうに見えるのは 影である。 影に自分が翻弄されるのは 愚かである。 自分自身が幸福と思える 境涯を創るのだ。
真実の幸福は そこに脈動しているからだ。人と相対して 自分を考えることは 愚かである。そして 人の言葉に左右されるのも 愚かである。 自分自身に生き抜いて 自分自身で答えを出していくことが 賢明な精神なのだ。
人の口には 戸は立てられない。 嫉妬による作り話の 非難や 悪口雑言して 正しい人を 貶(けな)そうとする 卑しい心根は 世の常である。
くだらぬ 卑劣な暗闇の世界に 惑わされることなく 貴女は 生き生きと勇敢に 汝自身の 真実の道を 強く闊歩(かっぽ)しゆくのだ。それが勝ったのだ。 嫉妬する彼女らは哀れであり 負けているのだ。
前へ!貴方よ 前へ行け! 何ものをも乗り越えて 愉快に前へ進め! 自分自身の勝利を自分自身で勝ち取るのだ。
貴女よ!貴女自身が すべての宝であることを 忘れないで生き抜け!
……プレゼン当日に朗読したのも、上に記載したのも、長編詩「『女性の世紀』を謳う」のごく一部ではありましたが、聞いてくださったメンバーさんからは、凄く良かった!との反響をいただきました。今この詩を読んだ方にも、思いが伝わるといいなと思います。
※Mさん、今月も絵本の紹介をありがとうございました。
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