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トピックス

メンタルヘルス不調者の状況とそのサポートについて

  • うつ・適応障害の方のリワーク支援について

 

厚生労働省が3年ごとに実施している患者調査では、精神疾患を有する方は毎年増加傾向にあり、精神疾患を有する外来患者数は15 年前と比べ約 1.7 倍(平成 14 年:約 223.9 万人→平成 29 年: 約 389.1 万人)に増加しました。疾病別にみると、気分[感情]障害(うつや躁うつを含む)やストレス関連障害(適応障害を含む)及び 身体表現性障害の増加が顕著であることが指摘されています(精神障害にも対応した地域包括ケアシステム構築支援情報ポータルサイト(厚生労働省)より

 

また、2019年の厚生労働省の調査(平成 30 年「労働安全衛生調査(実態調査)」)においては、職業生活において強いストレスを感じる人は約6割に上るというデータが報告されております。

 

このような中、厚生労働省では、「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」を発表したり、「労働者の心の健康の保持増進のための指針」の策定といった取り組みを行いながら、メンタルヘルス不調で休業した労働者に対する職場復帰支援の実施を促進してきました。

 

「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」の中には、病気休業中の社員の皆様の安心感を醸成するために、職場外の相談先を持っておくことや、民間の復職支援サービス事業所を活用していけるとよい旨について触れられています。

 

 

「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」から抜粋

 

不安や悩みなどを相談できる場を設けることも重要である。この場合、事業場内の相談体制や事業場外の相談機関、地域の相談制度等で利用できるものについて、情報提供することも考えられる。

 

公的又は民間の職場復帰支援サービスなどの利用について、関係機関等が作成しているパンフレットを渡すなどにより、本人に対して手続きに関する情報を提供することや、場合によっては利用への支援を行うことなどが望まれる。

 

◆職場復帰支援における専門的な助言や指導を必要とする場合には、それぞれの役割に応じた事業場外資源を活用することが望ましい。

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