教員採用試験(特別支援学校)を受けようと思っている方々へ~文章力UP講座から~
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こんにちは。サービス管理責任者の田中です。アイトライリワーク大宮では、10月20日に「文章力UP講座」を開催しました。
このプログラムでは、ブログ記事の作成を通して表現力を高めていくことを目的としています。
本日は、プログラムに参加したメンバーさんが作成して下さった「教員採用試験(特別支援学校)を受けようと思っている方々へ」という記事をご紹介させて頂きます。
教員採用試験(特別支援学校)を受けようと思っている方々へ
朝晩は冷え込むことが多くなりました。
みなさん、体調はいかがですか?私は早速、9月に風邪をひいてしまいました。今は体調が回復していますが。
ところで、教員採用試験二次試験の合格発表がつい先日ありましたね。人によっては、一発で合格した人、たくさんの年数を経てようやく合格した人、合格しようと今も頑張っている人と、様々だと思います。
では、「どうしたら教員採用試験の合格に近づけるのか」、また、いま話題のインクルーシブ教育に関連して、「特別支援学校の教員になるためには」という点について、ここに書いていこうと思います。
まずは、「どうしたら教員採用試験の合格に近づけるのか」について。
自分がやった対策は、次の3点でした。
1.筆記試験は、市販のテキストを見て解きながら、別用紙に何度も解答を書きまくる。
筆記試験には「一般教養」「教職教養」「専門教養」の3つがあります。
自分が使っていたテキストは、下の4つでした。
テキストは、何を使っても構いません。
問題集の問題を見て、解いて、その解答を別用紙に書き込む。それを繰り返す。
要領としては、高校までの学習の仕方と一緒です。
2.論作文は原稿用紙に、「序論」「本論」「結論」の構成で書くのを繰り返す。
「原稿用紙」というのがポイントです!
なぜなら、論作文には字数制限があり、字数を意識するためにも、原稿用紙であれば字数をすぐ数えられるからです。
また、論作文を書くにあたって、構成はとても重要になります。
序論
【背景】なぜこのテーマが挙がったのか、問題の受け止め
【現状】現在の状況はどうなのか
【課題】問題は何なのかを把握 → 対応策の導入
本論
【対応策1つ目】論 → 自分の考えを書く
策① → 教師としての取り組みを書く
策② → 教師としての取り組みを書く
【対応策2つ目】論 → 自分の考えを書く
策① → 教師としての取り組みを書く
策② → 教師としての取り組みを書く
結論
【まとめ】自分の主張を客観的な視点からまとめる
序論→15~20%、本論→60~70%、結論→15~20%の配分が望ましいかと思います。
3.面接は、問答集を紙に書き出してまとめ、ボイスレコーダーに問題を録音し、聞いて答える。
これも自分は、原稿用紙にまとめたのですが、自分は「100字程度の自作の原稿用紙」を作り、質問欄と回答欄を設けて書きました。紙に書き出した質問と回答を、ボイスレコーダーで自分の声を録音し、それを聞いて回答をシャドーイングする感じで、質問に答えられるように練習しました。
本来であれば、誰かに面接官役を頼んで、面接練習をすればいいのですが、自分にはそれをやるだけの人脈もお金もなかったので、1人でできる対策はないかなと考え、上に書いたやり方に至りました。
教員採用試験を受けるときは、この3つの対策をすればよいのですが、今の埼玉県の試験では「集団討論」もあるので、その点の質問には答えられないのが悔しいところです。
次に、「特別支援学校の教員になるためには」について。
ここでは、埼玉県について書いていこうと思います。
以前は、小・中学校試験で「特別支援学級特別選考」という枠がありました。埼玉県には「小・中学校教員試験」と「高等学校・特別支援学校試験」の2つがあり、後者の試験で受ければ特別支援学校教員になれるのですが、小・中学校試験から特別支援に進む手もあるので、ここではその点について紹介します。
残念ながら、今では特別支援学級特別選考はないのですが、「小・中学校試験を受けて特別支援学校教員になる」方法は、今でも残されていると思います。それは、「願書にある『特別支援学校での勤務希望』という欄にある『第一希望』『どちらでもよい』に〇をつける」という方法です。これは今でも使える方法です。
今回は、「どうしたら教員採用試験の合格に近づけるのか」という点と「特別支援学校の教員になるためには」という点の2点、お話しさせていただきました。
来年度受験を控えている大学3年生にみなさん、また、来年こそは教員採用試験に合格したいと強く願っているみなさん!今回挙げた方法が、少しでも役に立てば幸いです。ぜひ、これらの中のどれか1つでもいいので、活用してみてはいかがでしょうか。
※分かりやすく、ためになる記事をご提供いただき、本当にありがとうございました。
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