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プレゼンテーション「大人のための絵本と朗読」の感想

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アイトライリワーク大宮では、9月7日(木)にプレゼンテーションプログラムを開催しました。

 

今回はMさんが「大人のための絵本と朗読」というタイトルでプレゼンテーションを行ってくださいました。

 

 

 

プレゼンテーションの感想

 

今月で4回目になりました。あまり日の目を見ない良い絵本を紹介させて頂くことに、感謝の思いでいっぱいです。

 

1.「ひよことあひるのこ」

あひるの子は先に生まれ、ひよこはその後に生まれました。あひるの子が散歩をすると、ひよこはその後についていきます。あひるの子が、穴掘りをすると、ひよこも真似して穴掘りをします。あひるの子が泳ぐとひよこも泳ごうとしますが、ひよこは泳げるのでしょうか…?

                                  

自分の出来ること、出来ないことをちゃんと理解し、出来ることを楽しむひよこは、賢い子だなあと思いました。ひよこが力尽きそうになった時は助けて、その後もさりげなく見守り続けるあひるの子はかっこいいお兄ちゃんのように思えました。

 

2.「ゆくえふめいのミルクやさん」

 毎朝ミルク屋さんは、早起きして町中の家々にミルクを届けます。ミルク屋さんは、奥さん方にミルクやいろんな品物を届けて、空き瓶を回収します。晴れの日も雨の日も雪の日も、きっちりと順番どおりに。

 そんな毎日にうんざりし、とうとうある夜、ごちゃごちゃになった天気と町中の奥さん方が踊りまくり歌いまくる夢を見ました。

翌日の朝、いつもどおり朝4時に起きましたが、ミルクやさんはどの家の前にも車を止めず、町を抜けて気の向くままに車を走らせ、とうとう森の中の湖までたどり着きました…。

 

 仕事を投げ出し、町を出て車を走らせていく場面は、胸がすく思いがしました。働いていれば誰もがミルク屋さんのように仕事から離れたいと思うのではないでしょうか?

 私も、ミルク屋さんのように、「町に帰る時が来たんだ」と思える日は来るのかなあ…。

 

3.「すばらしい彫刻」

全部読んでいると時間が無くなってしまうため、ミケランジェロの「ピエタ」とロダンの「カレーの市民」「考える人」のページを朗読しました。

本の中の「ピエタ」の写真も皆で鑑賞しました。マリアの服は大理石で出来ているのに、服のひだやシワは、まるで滑らかな絹のように思われました。

 

4.「芸術の獅子 ロダンの青春」

 ロダンは、はじめから自信満々の天才だったか。決してそうではなかった。むしろ多感な青年期、人一倍、失意と挫折の連続だったのである。

 

「自分なんかもうだめだ」と思うような瀬戸際の時が、諸君にもあるにちがいない。じつは、その時こそが、自身の新しい可能性を開くチャンスなのである。人生の勝利と敗北、幸運と不幸、の分かれ目が、ここにある。

「自分」という人間を決めるのは、だれか―。自分である。「自分」という人間をつくるのは、だれか。これも結局は自分以外にない。他人の目や言動に一喜一憂する弱さは、それ自体、敗北に通じる。

 

ほめてくれる人は、だれもいない。苦労して作った作品も、少しも売れない。貧しい身なりのため、図書館から本の貸し出しも制限されてしまう。

 しかし、わが道を定め、行動に徹しゆく人の心は、どんな境遇に置かれても、今日の青空のように晴れやかである。

 下積みもなく、歯をくいしばるような辛苦もなく、簡単に得られた名声や成功は、ホタル火のようにはかない。人間としての黄金の光を放つことはできない。労苦こそが自身の不滅の「人格」を磨くのである。

 

努力即幸福である。努力即勝利である。とともに、後年、ロダンは、弟子たちに“青年はあせってはならない”と繰り返し教えていたという。「一滴一滴、岩に喰いこむ水の辛抱強さ」を持たねばならない、と。これは芸術のみならず、万般にわたって、大事を成しゆくためのポイントであろう。

岩にきざむ忍耐で、鍛えの青春を送った人は、年とともに光ってくる。「人格」が輝き「知性」が輝く。「精神」の果実の豊かな味わいがでてくる。その人こそ、真の栄光の人である…。

 

私は、自分の悩みに没入してしまうことがありますが、偉人のエピソードを読むと自分の悩みが小さいものに思えるし、今までの苦労も自分の肥やしになっているのではないかと、意味あるものとしてとらえることができるようになる気がします。

また、今後もこのようなプレゼンの機会を持たせて頂けたら、うれしいと思います。

 

※Mさん、今月も絵本の紹介をありがとうございました。

 

 

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