プレゼンテーション「大人のための絵本と朗読」の感想
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アイトライリワーク大宮では、7月13日(木)にプレゼンテーションプログラムを開催しました。
今回はMさんが「大人のための絵本と朗読」というタイトルでプレゼンテーションを行ってくださいました。
プレゼンテーションの感想
まだ、皆様に紹介したい絵本等があり、先月に引き続き今月も「大人のための絵本と朗読」を行いました。
1. 絵本「よあけ」
湖のほとりで、おじいさんと孫が毛布で寝ています。水辺が、木々がゆっくりと朝日に照らされていきます。夜明けを迎える一瞬一瞬を丁寧に描写した文章と挿絵。最後に、森の色が湖に染まる様は、見た人の心にずっと残り続けるに違いありません。
2. ルピナスさん
ルピナスさんが、まだ子供だったころ、おじいさんにある約束をしました。それは「大きくなったら、遠い国に行く」「おばあさんになったら海のそばの町に住む」そして「世の中をもっと美しくするために何かする」ということ。
ルピナスさんは若い時は働いたり世界を旅行し、年をとってからは海のそばに住みます。その後、体調が悪くてほとんど寝て過ごさなくてはならないこともありましたが、元気になってからは、世の中をもっと美しくするためにあることを始めます。そんなルピナスさんを見て「頭のおかしいおばあさん」と言う人もいましたが…。
物語の後半でルピナスさんは、人からどう見られるか、という考えにとらわれずに、自分に出来ることを淡々と実行し、最も難しい「世の中をもっと美しくするために何かする」ということを成し遂げます。ルピナス、という花の花言葉は「いつも しあわせ」だそうです。
3. 絵本「バスにのって」
「バスにのって」というタイトルなのに、ラストは…!!!
人生は思い通りにはならない。そこを人や環境のせいにせず、ありのままの現実を受け入れ、目的に向かって歩き出す主人公は、私たちにシンプルだけど大事なことを教えてくれます。
4. 絵本「かさ」
文字のない、イラストだけの絵本です。絵は白黒で、女の子がさしている傘だけが、赤く色塗られています。手には大人用の黒い傘を持っています。女の子はどこに、誰に会いにいくのでしょうか?
日常のささやかな幸せがあたたかく描かれていて、読者は自然に笑みがこぼれる物語です。
今回のプレゼンも、参加者にとても喜んでいただけたことで、自分にも得意なことはあるんだと気づき、少しだけ自信になりました。
※Mさん、大人も楽しめる絵本の紹介をありがとうございました。
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