プレゼンテーション「自然観察会」の感想(Iさん)
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プレゼンテーションプログラムの感想
プレゼンテーションをやろうと決めたのは、4月の初め頃です。
最初は一番興味がある野鳥について発表しようと思いましたが、ただスライドで紹介するだけでは授業みたいでつまらない、しかし他に思い付くテーマもない…とずっと悩んでいました。
そんな中、散歩をしながら道端の草花を眺めているうちに、私が参加したことのある自然観察会のことを思い出しました。外に出れば樹木や花があるのに、室内で説明するだけではもったいない。
それなら実際に観察会をやってみるのはどうか、と思い「自然観察会がやりたいです。」と伝えました。
こうして「初夏の自然観察会~身近な自然を体感しよう~」と題して、自然観察会を開催することができました。場所はアイトライリワーク大宮から徒歩10分ほどの広場です。雨が心配でしたが、風がとても心地よい恵まれた天気となりました。
今回の観察会では、
・身近なところで自然に触れることができる。
・見るだけでなく聞く、触るなど、いろいろな観察の仕方がある。
ということを伝えたいと思いました。
最初は、上手くできるか、退屈にならないだろうか…と不安がありました。実際少し緊張もあり、説明がたどたどしくなってしまったところもありました。しかし観察会を始めた直後から、皆さんとても熱心に耳を傾けて下さいました。植物の種類は、自分が知っている名前や特徴ぐらいしか伝えることが出来ませんでしたが、非常に関心を持って下さり嬉しかったです。
イヌシデの若葉を触ったときは、触り心地が「ベロア素材みたい」と表現された方もいました。これは、私にはなかった視点で面白かったです。また、カタバミを観察していた時に「葉の形が似ているけれど大きいものがある」と発見してくださった方もいました。後でイモカタバミだと分かり、花の色だけでなく葉の大きさも違うということに気が付くことができました。
個人的に嬉しかったのは、オナガがすぐ近くの岩場まで降りてきたことです。お陰できれいな水色の羽や長い尾もしっかり観察することができました。
今回の観察会のように、企画のテーマ、準備、進行など全て一人で行ったのは初めてでした。準備段階では、何を、どのように観察するか全くの白紙状態で焦りました。しかし、不安な部分はスタッフの方が常にサポートして下さり、とても心強かったです。そのため、今自分にできる観察会にしようと前向きに考えられるようになりました。
参加してくださった皆さんもとても楽しんでくださっていたので、本当に開催して良かったと思います。一方で、コミュニケーションを取りながら進行することの難しさや臨機応変な対応など、課題も多く見つかりました。
今回の経験を、今後の訓練や仕事に活かしたいと思います。
※屋外でのプレゼンテーション、参加した皆さんから「とても楽しかった」との感想を頂きました。Iさん、プレゼンテーションをありがとうございました。
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