プレゼンテーション「大人のための絵本と朗読」の感想
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アイトライリワーク大宮では、8月9日(水)にプレゼンテーションプログラムを開催しました。
今回はMさんが「大人のための絵本と朗読」というタイトルでプレゼンテーションを行ってくださいました。
プレゼンテーションの感想
三回目となりましたが、今月も「大人のための絵本と朗読」そして「素話」を行いました。
1. 幸福抄より「楽観的生き方のすすめ」
私の愚痴を黙って聞いてくださった後、私の先輩はこの本を貸してくれました。この抄を読んでほしいと付箋が付いていました。内容はアイトライで授業していることと被っていました。先輩はアイトライでの学習内容ご存じでないのに…自分に言い聞かせる思いで、このプレゼンで朗読しました。
「楽観主義とは『希望』のことです。何も苦しみがないのが楽観主義なのではありません。いつも楽しくて満ち足りていて…そうではなく、いつ、どこで、失敗したり、苦しい経験をしても、それは『行動』によって必ず変えられる―そう考える『信念』が楽観主義なのです。
人間は「心」次第で、どのようにでも変わっていける。いわんや自分の人生くらい自分が決めた通りに、自在に変えていける。何一つ、あきらめなくていいのである。
今、どんな状況にあろうとも、こう自分に言い聞かせて生きていくべきだ。「自分は、最後に勝つに決まっている!」と。
2. 「時計づくりのジョニー」
ジョニーはちいさい男の子でしたが「大時計のつくりかた」という本を大変気に入っていました。
ある日のこと、「ぼくも、大時計を作ろう」と思いつきます。それなのにお母さんには「つくれっこないでしょ。」と、お父さんからは「何をくだらんことを」と、先生からは「おばかさんね、あなたはまだ小さいんだから、そんな難しいことは出来ませんよ」と言われ、子どもたちは、おばかさんとか、小さいおちびちゃんとか、いろいろ悪口を言って、ジョニーをいじめます。
時計づくりを諦める理由となる出来事はたくさんあるのに、ジョニーのひたむきさには大人も心を打たれます…。
3. 夏目漱石 「夢十夜」より「第三夜」【素話】
「こんな夢を見た」で始まる、少し怖い物語です。主人公は、6歳になる息子を負ぶっています。その息子はまるで主人公の気持ちや過去と未来を見透かしているかのような口ぶりです。主人公は怖くなって息子を山に捨ててしまおうとしますが…
ラストで、息子が今まで言っていたことの意味はすべて繋がります。
再度この物語を読むと、息子視点で楽しむことができます。
今回のプレゼンは、3話しか紹介できませんでしたが、皆さんに喜んでいただけて良かったです。これらの紹介した物語が、皆さんと私の心の栄養になるといいなと思います。
※Mさん、今月も絵本の紹介をありがとうございました。
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